2014年7月30日水曜日

エボスポーツにしか無い問題。


手をつけずにいた首をやる。


現行はよくわからないけれど一連のビッグツイン、そしてアイアン。

全てのフレームの首に共通しているのが

トップチューブとアンダーチューブが一旦交わって、その先に首がついている。

対してエボスポーツだけは、トップとアンダーが交わらない。

ちょうどトップチューブ一本分、トップチューブが上にズレている。

おそらくエンジンの背の高さとビッグツインと共通にしたトリプルに起因していると思う。


このズレが巨大なプレスの補強と相まって、

軽快感を損なうと共にバイクを寸詰まりな感じに見せる。

トップチューブは下げられないし、アンダーと交わるようにするとネック一本分フレームが前に出る。

最初に考えたこの方法はボツにして、別な方法を採る。


エボスポで確立されているスタイルっていうのはよく考えられていて、そういう部分をうまく消してる。

フロントに4インチオーバー以上のロングフォークでカッコよく見える車両は

補強の縮小やリアの車高を下げることでネックに角度をつけて寸詰まり感を潰してる場合が多い。


リアの車高をこれ以上下げる気はないので

3つ対策を考えてからフレームを(また)切った。

ひとつはいきなりボツになったが。


次で劇的に完成形に近づける。



いろいろ解決しそうです。






2014年7月28日月曜日

フレームやりなおす。


フレームをやりかえる。


今になってというよりは・・・・

今だからこそやるべきだと思う。


残すところはあと少しだが、その少しがあまりにも気になる。

少しだから気になる。


そこから目を背けて

見えないフリをしていればいいのかもしれない。

でもそういうのは、もういい。


こうやって見ると特に酷い。

いろいろ誤魔化せるが、根本を変える。


そんなに時間のかかる話でもないし。


やりなおさなければならないのは自分のせいだし。





自分には経験も技術もセンスもない。


これが何度目のダウンでしょうか。


ダウンの数ですら全然足りていないと思う。




とにかく自分には負けたくない。




とにかく自分には負けられない。






2014年7月24日木曜日

ただそれだけのこと。




塗装はWHOLE NINE田中氏にお願いすることにしました。

火曜日は塗装の打ち合わせへ。


やはりというか自分が納得していないことは他人も納得できないし

自分が気になるところは誰にだって気になる。


これ以上削ったら、これまでに得てきた造形を失うかもしれない。

これ以上盛り上げたら、今よりも変な形になるかもしれない。

要らぬことはせぬようにしようと思うと、結局それが要らぬことそのものだったりする。

原因や言い訳はいくらでも考えられる。


でもそれも要らぬことだと思う。




やりなおす。



ただそれだけのことです。






2014年7月21日月曜日

着地




M/S RATさんに組み立てをお願いしていた前後ホイールが戻ってきました。


非常に丁寧に組んで頂いて、深謝であります。

少しリム打ちがあったようで、ギリギリまで調整してくれていました。

バイクは横浜が終わってすぐ作業台に上がっていたので、久しぶりに着地します。

台の上に上げる前に、1Gでの沈み込みも記録してあった。

それを前提に作業してきたけれども、着地するまではわからない。


久しぶりに転がした・・・・


背後の車両をどける。


サイドスタンドをかけて左に車体が転ぶ様子もちゃんと考えた。


変なハンドルは転がし用です。


ようやく明るいところで・・・周囲をぐるっと見れる。

スプロケにブラスト当てるの忘れたなぁ。


ハンドルが細さを演出してしまっているのを直す。

これは後々・・・・・


マフラーはもう少し延長。

これも後々・・・・


ここで一旦、外装を塗装へ。


まだまだやることは沢山。


前進あるのみです。












2014年7月18日金曜日

自立直前





切り刻んだフレームの補強とスムージングが進んでいます。

そしてもうすぐ自立できるようになるので、サイドスタンドをとりあえず延長しました。

エボスポ用の延長スタンドは市販品が無いんですね。

以前はあったと思うのだけれど、ざっと見る限りショートスタンドばかりでした。


そしてエンジン。

質感と色味を変えた。


パーカライズドに近い感じです。

良くなったと思うのだけれど・・・・

そうなると車体に載せてみたくて我慢できない。


ので、組み立てる。

シリンダーの質感とも合ってるし、上手く引っ込んだかな。


銀のとき。


今。

それにしてもタンクがのっぺりと写る。


この辺は色で変わるはずだし、

そういう見え方に気をつけた塗装を考えています。


自立まであと少し。



外へ出たら、のら猫の親子がじっと見ていた。







2014年7月15日火曜日

ヘッドを控えめにする





エボスポーツの巨大なヘッドまわり。

一応はショベル的な造形になってるなぁ・・・・・・

これを少し控えめにしたい。


ペーパー目が深めに残るように、ざっと研磨します。


いかにも「毒」といった風情の液体を塗ると黒くなる。


洗浄して油でおさえます。


黒には引き締める効果がある。


しかしエンジン全体とか、大きな面積でやらないと引き締め効果は期待できません。

今回は黒くすることが目的ではなく、アルミの大きなロッカーまわりを少し控えめにするのが目的。


凹部に黒色が残るように研磨しました。


3段重ねの分割部分を少し黒く残す。

アルミ地を落ち着かせるとともに、大きな1つの塊を3つに分割するというワケです。


こういう質感になるのかぁ。


少し良くなった。

下地や反応時間、研磨の度合いで変化があるので、

ここら辺はもうちょっと研究を重ねていきたいと思います。






2014年7月14日月曜日

エンジンハンガーとフレーム補強





みなさまごきげんよう。

ホイールが出来上がってくるまでに・・・できることをやります。

手を止めてじっとしていられない。


純正では大きく張り出しているエンジンハンガーを作りました。

ヘッドが大きいのでこのくらいの内寄せが限度・・・


メインの板厚を薄くは出来ないので、少しは薄く見えるように。


あとは夜中に手ヤスリで仕上げていきます。


フレーム側もブラケットを撤去してしまったので作りなおし。

メインチューブ目一杯左寄せにした。


こちら側から目立たないようにする。

スタンドをかけてバイクが傾くと、この部品は結構出しゃばってくるから・・・・・

あとはチョークノブとインライン式の燃料コックのスペースを確保する為です。


そしてここからまたバラバラにして、フレームの補強とスムージングに着手。



塗装を考えるのに、とりあえずフレームを黒くしとかなきゃ。